Zoho Biginとは?中小企業のためのかんたんCRM入門

シンプルで扱いやすい、初心者向けの顧客管理ツール

Zoho Biginは、顧客管理に必要な基本機能を備えた、初心者にも扱いやすいCRM(顧客関係管理)ツールです。より高機能なZoho CRMと比べて、操作が直感的で価格もリーズナブル。これからCRMを使い始めたい中小企業やスタートアップ、個人事業主でも、短時間で導入し、すぐに活用を始めることができます。

Zoho Biginの主な特徴

営業活動のステータスをひと目で把握

電話システムとの連携により、発着信をBiginから直接操作

スマートフォンアプリとの同期で、外出先でも情報にアクセス可能

必要な機能だけに絞ったシンプルな構成で、操作に迷わない

営業担当者に特化。「生産性の向上」と「商談の早期受注」が実現。

Zoho Biginは、営業担当者にとって必要な機能が厳選されたサービスです。顧客情報とメールやりとり、タスクの管理を一元管理し、営業アプローチをスムーズにします。

導入が簡単!たった30分でセットアップ完了。

本格的なCRM導入には準備や初期設定に手間や時間がかかりますが、Zoho Bigin はそうした準備が一切不要です。初期セットアップが簡単で、導入からすぐに使い始められるというメリットがあります。

他サービスとの連携にも対応。

他のZohoサービスだけでなく、Google WorkspaceやMicrosoft365など他社のサービスとの連携もできます。

スプレッドシートでは限界かも…

事業を安定的に成長させるためには、顧客情報の管理方法を見直すことが重要です。
多くの企業が、スプレッドシートで顧客データを管理していますが、これは一見便利に見えても、事業の規模が拡大するにつれて大きな課題となります。

スプレッドシートからの脱却が求められる理由

23%
顧客情報の全体像が把握しづらい

21%
手作業での入力やデータの重複が多く、非効率

18%
データが失われるリスクがある

16%
情報漏えいなどセキュリティ面の懸念

12%
チーム間でのデータ共有が難しい

10%
その他(スケーラビリティ不足など)

BiginをCRMとして導入することで、日々の手作業や非効率な管理から解放され、
本当に注力すべき顧客対応や商談活動に集中できるようになります。

Zoho Biginで実現すること

チームパイプライン

営業活動に限らず、あらゆる顧客対応業務を1つのBiginアカウントに集約。
複数の複雑なツールに頼ることなく、柔軟で効率的な業務管理を実現します。

チームパイプライン
複数の顧客対応チームが得た情報を一元化し、Biginを顧客情報のハブとして活用。業務全体を効率的に統合できます。

パイプラインの連携
自動化されたワークフローにより、各パイプラインのステージ間の動きを可視化。顧客のジャーニーを初回接点から成約まで追跡できます。

タスク管理
パイプライン上でタスクや活動の管理が可能。作成・追跡・完了・削除までを数クリックで完結できます。

製品管理
製品リストを作成し、新規の商談に自動で紐づけ。営業状況を把握しやすくなります。

顧客管理

見込み客は多様なチャネルから流入します。機会を逃さないよう、整理・自動化されたプロセスでスムーズに対応し、顧客化を促進しましょう。

データのインポート/エクスポート/移行
スプレッドシートからの自動インポートに対応。必要に応じてBigin内のデータをエクスポートして保存・共有も可能です。

フォーム作成機能
カスタマイズ可能なフォームを迅速に作成し、複数チャネルで共有可能。顧客情報やアンケート結果などを手軽に収集できます。

リアルタイム通知
メールの受信、不在着信、各種更新情報などをリアルタイムで通知。対応漏れを防ぎます。

Gmailアドオン対応
Gmail上から直接Biginに連絡先情報を自動取り込み。アプリを切り替える手間なく、シームレスにCRM運用が可能です。

マルチチャネルコミュニケーション

あらゆるチャネルで顧客と接点を持ち、スムーズで一貫したコミュニケーションを実現。タイミングを逃さず、信頼関係を深めましょう。

電話機能との標準連携
電話を直接Biginから発信・着信できるため、通話履歴や顧客とのやり取りをCRM上で一元管理可能です。

メール連携
受信メールを自動的に連絡先に紐付けたり、メールインサイト機能を活用して配信結果や開封状況を分析することができます。

X(旧Twitter)連携
SNSを活用した顧客対応もおまかせ。Bigin上から直接X(旧Twitter)を通じて顧客とつながることが可能です。

オンライン会議との連携
Zoho MeetingやMicrosoft Teams、Zoomとの統合により、CRM上から直接ビデオ会議をスムーズに実施できます。

自動化

繰り返し発生するタスクを手作業でこなしていませんか?Biginの自動化機能を使えば、作業の効率化はもちろん、人的ミスや抜け漏れを防ぐことができます。時間を有効に使い、より重要な業務に集中しましょう。

ワークフロー自動化
繰り返しの手作業は自動化しましょう。メール通知や商談管理など、定型業務を自動で実行するワークフローを簡単に構築できます。

Email-In(トッピング)
メール受信ボックスからパイプラインに自動で情報を反映。案件管理の精度とスピードを向上させます。

Zapier & Zoho Flowとの統合
他の業務アプリとの連携も万全。ZapierやZoho Flowと接続すれば、アプリ間の情報連携とタスクの自動化が容易に行えます。

請求書管理(Zoho Invoice連携)
無料で使える請求書機能を活用して、請求書作成・支払い通知・収支レポートまでを自動で管理できます。

チームコラボレーション

これらの機能は、チーム内外の連携をスムーズにし、組織全体で一貫した対応を実現します。

アクティビティ管理
タスク・通話・スケジュールといった重要な業務内容を一元管理。@メンション機能を活用することで、チーム内のコミュニケーションもスムーズに行えます。

チームパイプライン
各顧客対応チームの業務状況が共有でき、チーム全体で顧客情報を包括的に確認・活用することが可能です。

Microsoft Teams連携
Microsoft Teamsの通話やチャット中でも、Biginでの顧客情報管理を並行して行えます。

ファイルキャビネット(トッピング)
リンクを送るだけで、見込み客・顧客からの書類を簡単に受け取り、Bigin内でチームと共有できます。

カスタマイズ

ビジネスにフィットするようにBiginを柔軟に調整。豊富なカスタマイズオプションにより、自社仕様のCRM環境を構築できます。

項目とタブ
独自の業務フローを反映できるよう、タブや項目を自由に調整可能です。

トッピング(追加機能)
Biginの使いやすさはそのままに、必要な機能をあとから追加できます。

タグとメモ
視覚的に分かりやすく管理できるタグの追加や、レコードごとに重要な情報を記録できるメモ機能を活用できます。

差し込みテンプレート
Zoho Writerとの連携で、パーソナライズされた書類の自動作成がより簡単に行えます。

複数通貨
国際取引にも対応。顧客の所在地に応じた通貨で商談を管理しながら、基準通貨での集計も可能です。

シート表示
行と列の形式でデータを見やすく整理し、複数のレコードを一括で追加・更新・比較できます。

アナリティクス

これらの機能により、営業・マーケティング活動の成果を可視化し、分析に基づいて次の戦略を構築できます。

ダッシュボード
主要なKPIを一元的に確認・管理できるダッシュボードで、ビジネスの状況をいつでも迅速に把握できます。

Zoho Analyticsとの連携
データをより深く掘り下げ、顧客情報を有益なインサイトに変換。より確度の高い意思決定をサポートします。

データ管理

顧客から得られた情報を整理・管理し、蓄積されたデータを営業・サービス活動に活用できます。

ユーザー権限の管理
情報の閲覧・編集をユーザーごとに制御可能。必要最小限のアクセスで機密情報をしっかり保護できます。

操作ログの記録
Bigin上でのすべての操作を時系列で記録。監査・トラブル対応・セキュリティ管理にも有効です。

ステージ進行ルール
必要な情報を入力しない限り商談を次フェーズに進められないよう制御。対応漏れや抜け漏れを防止します。

セキュリティ対策

Biginはユーザー情報の安全性を最優先事項とし、常に高水準のセキュリティを提供しています。

GDPR対応
Biginは、個人情報保護に関する欧州一般データ保護規則(GDPR)に準拠した仕組みを整えており、透明性と同意に基づくデータ管理を実現します。

HIPAA対応
医療分野においても安心して利用できるよう、健康情報(PHI)に関する管理機能を搭載。必要な情報のみ暗号化・制限付きで取り扱えます。

シングルサインオン(SSO)
Zoho全体のアプリケーション群に、一度の認証でアクセス可能。複数のログイン情報を管理する煩雑さが解消されます。

多要素認証(MFA)
Face IDやTouch ID、ワンタイムパスワード(OTP)など、追加の認証ステップを組み合わせることで、不正アクセスを防ぎ、ログインの安全性を向上させます。

Zoho Biginの料金プラン

年間契約の場合

無料
¥0

1ユーザー

主な機能
・パイプライン:1
・500レコード
・連絡先、製品、活動の管理
・自動化(3)
・内蔵電話
・外部サービス電話連携
・標準ダッシュボード – チャートとKPI
・開発者向けAPI
・Zapier、Zoho Desk、Zoho ・Campaigns、Zoho Forms連携
・iOS、iPadOS、Android、macOS向けアプリ
・予約・予定のスケジュール (1)

エクスプレス
¥800

/ユーザー/月額/年間払い

無料プランすべての機能+
・チームパイプライン(3)
・50,000レコード
・EmailとWhatsAppビジネス連携
・自動化(30)
・メールインサイトによる一括メール送信
・連絡先とパイプラインのためのノーコードのフォーム
・チャートとKPIを利用できる・カスタマイズ可能なダッシュボード
・10個のカスタム項目/タブ
・Zoho Books、Invoice、Zoho Meeting連携
・Google Workspace、Microsoft 365、Teams、Zoom Meeting、MailChimp、X連携
・Facebook、Instagram、LinkedIn、Tik Tokのリード獲得広告連携
・予約・予定のスケジュール (1)

プレミア
¥1,440

/ユーザー/月額/年間払い

エクスプレスプランすべての機能+
・チームパイプライン(5)
・100,000レコード
・高度な項目タイプ
・高度な自動化ワークフロー(50)
・支払リンク
・ステージ移行ルール
・複数の通貨によるグローバル販売
・カスタマイズ可能なダッシュボード – 目標メーター
・25個のカスタム項目/タブ
・重複の消去
・予約・予定のスケジュール (1)

Bigin 360
¥2,160

/ユーザー/月額/年間払い

プレミアプランすべての機能+
・チームパイプライン(15)
・100万レコード
・5つのエイリアスがプリインストールされたEmail-In
・高度な自動化ワークフロー(100)
・5 GBのストレージがプリインストールされたファイルキャビネット
・50個のカスタム項目/タブ
・1,000通の一括メール送信/日
・機能の上限
・予約・予定のスケジュール (100)

月額契約の場合

無料
¥0

1ユーザー

主な機能
・パイプライン:1
・500レコード
・連絡先、製品、活動の管理
・自動化(3)
・内蔵電話
・外部サービス電話連携
・標準ダッシュボード – チャートとKPI
・開発者向けAPI
・Zapier、Zoho Desk、Zoho ・Campaigns、Zoho Forms連携
・iOS、iPadOS、Android、macOS向けアプリ
・予約・予定のスケジュール (1)

エクスプレス
¥1,100

/ユーザー/月額/年間払い

無料プランすべての機能+
・チームパイプライン(3)
・50,000レコード
・EmailとWhatsAppビジネス連携
・自動化(30)
・メールインサイトによる一括メール送信
・連絡先とパイプラインのためのノーコードのフォーム
・チャートとKPIを利用できる・カスタマイズ可能なダッシュボード
・10個のカスタム項目/タブ
・Zoho Books、Invoice、Zoho Meeting連携
・Google Workspace、Microsoft 365、Teams、Zoom Meeting、MailChimp、X連携
・Facebook、Instagram、LinkedIn、Tik Tokのリード獲得広告連携
・予約・予定のスケジュール (1)

プレミア
¥1,800

/ユーザー/月額/年間払い

エクスプレスプランすべての機能+
・チームパイプライン(5)
・100,000レコード
・高度な項目タイプ
・高度な自動化ワークフロー(50)
・支払リンク
・ステージ移行ルール
・複数の通貨によるグローバル販売
・カスタマイズ可能なダッシュボード – 目標メーター
・25個のカスタム項目/タブ
・重複の消去
・予約・予定のスケジュール (1)

Bigin 360
¥2,520

/ユーザー/月額/年間払い

プレミアプランすべての機能+
・チームパイプライン(15)
・100万レコード
・5つのエイリアスがプリインストールされたEmail-In
・高度な自動化ワークフロー(100)
・5 GBのストレージがプリインストールされたファイルキャビネット
・50個のカスタム項目/タブ
・1,000通の一括メール送信/日
・機能の上限
・予約・予定のスケジュール (100)

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Zohoでは、すべてのアプリケーションやパッケージに無料お試し期間が用意されています。
本文でもご紹介した通り、無料期間はサービスごとに異なりますが、
クレジットカードの登録なしで気軽に体験できます。

「この機能、実際に使えるかな?」
「自社の業務にフィットするか試したい」
「導入を検討している」
そんな方は、ぜひ一度お試しください。